今年の夏は本当に暑かった。
駒ケ根市には「こまかっぱ噴水」という人気の場所があり、子ども達の水遊びの声が響きました。

噴水遊び
……駒ケ根市 すずらん公園 こまかっぱ噴水……
駒ケ根市の文化センター南にあるすずらん公園には、子どもたちに大人気の「こまかっぱ噴水」があります。夏の青空のもと多くの子ども達の歓声が響き渡っているので、すぐにその場所がわかります。小さな子どもや赤ちゃんも怖さを感じないで近づける背の低い噴水や、小学生も大満足の背丈以上に噴き上がる噴水があります。また、「こまかっぱ」が描かれた高台からは斜めに噴き出る噴水もあります。水の勢いが変わるたびに子どもたちは歓声を上げ、噴水の間を走り回ったり駆け下りたりと大喜びです。
「寝転がってみよう」
「修行のポーズ」
初めは恐る恐る水に触れようとしていた子どもが、徐々に慣れてきてダイナミックな水遊びを始めました。
「見てみて、虹だよ」
噴水の中に虹を発見し、指さしながら周りの子と一緒に飛び跳ねている姿もありました。
駒ケ根市のおいしい水とおいしい空気が好きな「こまかっぱ」に見守られながら、すっかり夢中になって遊ぶ子どもたちの姿を見ると、今年も夏が来たなと感じます。
大田切川が天竜川に合流する地点に河童がいたという伝説から、「こまかっぱ」は駒ヶ根市のPRキャラクターになったそうです。河童はカラになったお皿に水を入れると元気になります。この噴水のおかげで頭に水をかぶった子どもたちは、降り注ぐ水の気持ち良さを体中で感じ取って大はしゃぎです。周りで見守っている大人にとっても、安心して子どもを遊ばせながら涼を感じられる憩いの場所になっているようです。