年末の切り絵講座は来年の干支の色紙を制作するのが恒例となっていて、毎年楽しみにされている方がいらっしゃいます。私自身の作品なら複雑に手をかけたり貼り付けが難しかったりしてもよいのですが、受講者の皆さん全員が時間内にできる図案であり、いろいろな好みに対応できる下絵を作るまでが結構悩みます。特に来年のウサギは白い体なので、どんなデザインがいいか試行錯誤しました。
しかし「わあ、できた」と出来上がった色紙に歓声を上げ「年賀状に使おう」「うちの玄関に飾ろう」と満足して帰っていかれる姿を見ると、下絵に少し苦労しましたがやってよかったと感じます。

