
辰野町に勤務していたこともあり、町の方々が蛍を大事に守っていこうという熱意をいつも感じていました。公園に行くと、必ずと言っていいほど整備に汗を流す人たちが見受けられます。
6月、特に湿気の多い日の夕方などには、何千匹もの蛍を目の当たりにすることができます。日が暮れてあたりが薄暗くなり、水路から数えきれないほどの蛍が舞い上がってくる姿は圧巻です。
高台からその蛍を眺める親子と、その向こうには暮れかかった辰野の町並みを切り出しました。特に遠景のところは黒や灰色の紙をもとに色和紙も重ねて切り抜きながら作ってみました。
