

貴重なハッチョウトンボを見ることができる伊那市新山地区の「トンボの楽園」に行きました。
細い草が茂る湿地。見渡すと、草の間に目の覚めるような赤色が目がとまりました。ハッチョウトンボのオスです。細い草の先端にちょこんと止まり、体をピッとのばしています。写真に撮ろうとしましたが、小さくてうまく撮れません。
ハッチョウトンボはその希少性と生息地が限られているということで、指標昆虫になっているそうです。ハッチョウトンボがたくさんいる地域ほど、自然が残されているということになるとか。湿地と周りの自然に納得しながら、しばらく眺めていました。
このハッチョウトンボを切り絵にしてみました。トンボの繊細な様子を切るのが難しく、一つ一つをパーツに分けて制作して最後に重ねてみました。


