富県公民館から依頼があり、女性講座の皆さんに切り絵の講習会を行いました。いつもは半数ほどの参加者だそうですが、今回の切り絵はほぼ全員の出席で27人でした。「浦野さんの切り絵と言ったら、こんなに多く集まってくれました」とお話をいただきました。
そんな期待に答えたいと、はじめにちょうどレスリングの吉田沙保里さんが引退の会見を昨日していたので、「吉田沙保里とかけまして」「富士山と説く」そのこ
ころは「女子レスリング会では雲の上の存在です。しかしその姿を見ると元気をもらい、皆から親しまれ、愛されています。……この切り絵の講習会も皆さんが親しんで、元気が湧く時間にしたいと思います」と作っていった切り絵を見せながら話をはじめました。少し滑り気味でしたが……。
2時間一生懸命作ってくださって、中には2~3個も作品を仕上げている方もいらっしゃいました。作成の合間には「この吉田沙保里、よく似てるね」「昨日の会見、さわやかだったね」などと私の絵を見ながら話しもして、講師にもちゃんと気を配ってくださるところはさすが経験豊かなベテラン女性の皆さんでした。
帰りには「作品を家にかえって額に入れて飾らないと」「この道具はどこに売ってるの。みんなで家に集まって、切り絵をしてみよう」等とうれしいお話を聞かせてくださいました。