親子切り絵教室を伊那公民館で行いました。参加者は小学校1~4年生とそのお父さんお母さん15名ほどでした。
はじめに練習でグラスを切りましたが、慣れないせいかなかなか切れない子どもさんもいました。「これは作品を作るのは難しいかな」「途中で飽きちゃうかな」と少し心配しました。しかし、苦労しながらも何とか一つ作品を作り上げると、顔色が変わって喜んで次々と新しい作品に挑戦していました。3時間近くあったのですが、低学年の子ども達までほとんど休まずに集中して取り組んでいました。終わりにはすべての子が3~4の作品を仕上げていました。
「自分の作品ができること」、「自分の力でできること」を公民館長さんは『体験の力だ』とおっしゃっていました。「やってみて楽しいと感じること」「できたという自信を持つこと」は、子ども達にとって(大人にとってもですが) とても大事な成長の力を与えてくれるものかと思いました。
皆が笑顔で「楽しかった」と話してくれて私もうれしかったです。中には自分で後片付けの掃き掃除を始めてくれる子がいたり、「ありがとうございました」と丁寧にお辞儀して帰って行く子がいたりと、心温まる時間となりました。